パヤタス・レポート 2 パヤタス校

元気に帰ってきたのに、今朝いきなり発熱。38度6分ある。体じゅう、みしみしと痛い。寝て過ごす。


パアララン・パンタオ、パヤタス校。Img_0161 

今年は、129人の生徒が登録しました。

午前中(7時半~11時半)は、マリアペレ先生のクラスが27名(5歳)ジェーン先生のクラスが34名(5~6歳)。

午後(1時~4時半)は、マリアペレ先生のクラスが27名(6歳)ジェーン先生のクラスが33名(7~8歳)それからリチャード先生のクラスが8名(8歳以上、最年長は16歳)

マリアペレ先生には息子が3人いて、今年は一番年上のロレンスが、ジェーン先生のクラスにいる。
ジェーン先生の娘は小学校の5年生になった。息子のヤッキー(9歳)は去年まで、パアラランで勉強していたが、今年から小学校の1年生。彼は言葉の遅れがあって、6歳になったとき、障害のある子どもたちのための学校に入学したんだけど、軽度だったためにかえって学校で孤独で、それで学校をやめてパアラランで勉強していたのだった。そうして学んで、小学校でやっていける自信がついたんだろう。

給食は、一応いまのところ、毎日ある。Img_0224 
あるけれど、もうお金がない。シンガポールのグループからの支援が終わったあとの、メドが立っていないのだ。いまのところ、3月に訪問してくれた人の臨時の寄付があるから、それでやってきたが、それも今月で尽きる。
1か月ほど前に、まとまった額の寄付をくれると約束してくれた日本の機関がひとつあって、直接送金してくれるということだったのだが、まだ振り込まれていないという。
問い合わせてみよう。それがあれば、あと数ヶ月ぐらいでも、なんとかなるんだけど。


午後のクラス、きれいな女の子がいる。しぐさがやさしくて、小さい子たちの給食の世話もかいがいしくしている。ジェイソン16歳。彼女はほんとうは男の子。そのような人たちを、バクラ、といいます。
去年いたジェラルド(16歳)は、今年もここで勉強をつづけています。