モルト星の石

「ハアト星の花(モルト星の石)」

 ぼくは、王様が、池の中から、モルト星の石をぎん紙につつみ、ボノ百四十ごうからのでんぱをブロックさせたから、ぎん紙にはすごいのう力があることに、かんどうしました。もし、モルト星とそこにいるうちゅう人と、そこの鳥があったら、おしろのけんきゅうじょをこわすことによって、市をこわすかと、思いました。(王さまのすきなものは、たまご。きらいなものは、野さい、肉)
 じつは、あのモルト星の石、ベネ六十九ごうのものでした。本当なら、おしろにちゃく地したのではなく、ばくはつしたのでした。つまり、モルト人があわてたのが原いんとかんがえることができます。た分あわてんぼうかもしれません。なぜ、ばくはつしたか──。そうじゅうを間ちがえたのです。あわてたか何かでちがうボタンをおして、地きゅうふ近でばくはつしたのに、モルト星の石が、おしろの池に、チャポンとおちました。
 でも、モルト星は本当なのか、ウソなのか、はっ見も出来ず、王さまの本があやしいとも、かんがえています。

☆☆

作文の清書の宿題をしていた。読書感想文らしい。子ども、かいけつゾロリシリーズの次はちいさな王さまシリーズにはまっているが、たしかに、あやしい本である。
子どもの頭のなかのあやしさと呼びあうのだろうなあ。
おかーさんは、王さまより、あんたの作文のがおもしろいわ。