スラム墓地に生きる人々

ふと見かけた映像。

スラム墓地に生きる人々
https://www.youtube.com/watch?v=CU_Gw8lcd_E

ナボタスという地域は、昔、20年くらい前に行ったことがある。墓地は知らないけど、ゴミだらけの海岸には見覚えがある。
墓は5年で交代らしく、5年たったらそのエリアから骨かきだして、別の人が使う。かきだされた骨が積みあげられているのかな、小さい子が骨踏んで遊んでいる…。

大人も子どもも、知らない人なのに、どこかで会って知ってる人のようななつかしい感じがするのは何だろうなあ、と思う。

このなつかしさで、私はパヤタスのゴミ山にはまったんだなあ。20年前……。
というようなことを思いながら、見入ってしまった。


はじめて、パヤタスを訪れたときのことなど思い出したりした。

いつからか慣れて驚かなくなってしまったけど、こんなところで人間が生きていていいはずないだろ、という壮絶なスラムで、でもそこで暮らしている人たちの不思議な甘やかな、親しみの感情。

言葉わかんないのだが、人々がどんなふうに生きているかという内側の骨格のようなものは、なんとなくわかるので、なんとなく安心して、そこにいたんだった。

恩返ししたいと、思うんだよね。