留守番▲

昨日の午後、小児科。インフルエンザなので、病院の裏口から入る。
でも子どもはもうすっかり元気。水曜日からの登校許可が出る。
それでもまだ外に出してはいけないだろうと、子どもを家で留守番させて、買い物その他の用事をすませに出たんだが。

おとなしくしているはずないよねえ。
朝からアニメばっかり見てもういいかげんにしなさい、と叱られて消したが、懲りずにまた見ているか、親がいないときにパソコンを触ってはいけないと言われてるのも忘れてゲームしてるか、ふとんの上にミニカーだの電車だの並べてるか、そこらじゅう紙屑だらけにして何か工作してるか。……勉強だけはしてないね。
パパもママもいない。ヒャッホー、みたいな感じだ、きっと。
と思ってはいた。ああもう自分を見ているみたい。

ところが子どもは、予期しないことをするもので、閉じられているパソコンのすきまから光が漏れているのは、たったいままでこれで遊んでいましたってことで、それは予期できた。
「5分だけ、たった5分だけしたんです」って、そんなはずはないんでした。
子どもの言い訳にかまわずに、買い物してきたものを冷蔵庫に入れていると、子ども、言いにくそうに、
「トイレに行ったんですけど…」って言う。
ん?
と聞き返したときには、時遅しだ。帰ってきて、またいきなりトイレに入ったパパが、気づかずに、子どもがマットにもらした▲を踏んづけていた。
(久しぶりの気がする。▲マーク)

パパ切れる。▲! ▲? ▲▲▲!!! 
子ども泣く。

「なんでもらすんだよ!」とパパ。
「だれだって失敗するときはあるよ!」と泣きながら子ども。
「なぜ、言わないんだ!」
今言おうとしてたんだけどね。
でもこの失敗は情けなさ過ぎる。どうせまた、ゲームか何かに夢中になって、トイレに行くのも我慢して、遊んでいて、そいで間に合わなくなったのだ。

本当いうと、私はおかしくて笑いたくてしょうがないんだが、そんなことしたら、いっそうパパを怒らせそうなので、がまんする。
そういえば、子どもがまだ赤ちゃんのとき、ちょうどパパがおむつをかえようとしたときに、▲して、それがまたよく飛び散る水便で、メガネにまで飛び散って、あまりのタイミングに笑い出したくなったけど、そのときもがまんしたなあ。
正直に告白すると、かれこれ9年ほども前のあのときは、なにか言い争いをしたあとでくさくさしていたんだけど、そうよ、私はざまあみろと思って、気分すっきりだったんだ。

それにしても、相性がいいのか悪いのか。パパと子どもの▲。

あーあ、▲ふんじゃった。