言語化

朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー」
5日前のお知らせより、参加人数もページ数も増えています。
詳細とお申し込みはこちら。
http://reliance.blog.eonet.jp/default/2010/07/post-e042.html

先日のNHKスペシャル「在日コリアン」を見ていただいた方は、よくわかっていただいていると思うのですが、この問題は在日朝鮮人の問題でも朝鮮学校の問題でもなくて、ただただ、日本と日本人の近代の過ちの連続性のなかに位置する問題です。過ちを過ちとしてあきらかにしたい、真実を真実として見つめたい。多くの人に読んでいただきたいです。

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いま山口の義父母さんのところ。子どもが、おじいちゃんに玩具を買ってもらう約束したのを待ちきれなくて待ちきれなくて、ラジオ体操のあとすぐ広島を出た。そいでやってきたら、めあての玩具は発売延期だって。ざまあみろ。でもあさってぐらいには、つつがなく手に入れてるだろうな。いいんかい。こんなに甘やかして。

午後から、日本海のほうへ。釣り堀で、アジと鯛を釣る。
子ども、釣られた鯛があばれるのを「あばれんぼうのたいだ」とこわがって逃げる。断末魔っていうんだよ。
海のにおいはいいなあ。

晩ご飯は大皿やまもりの鯛の刺身。めでたい。
一行日記も書くことがある。「たいをつりました。」
いかにもめでたい。

義父母さんの家に「アスペルガー症候群学習障害」というタイトルの新書が置いてあって、いまそれ読んでる。私には私があたりまえで、私の子どもがあたりまえで、なので、どこがアスペルガー症候群なの、ときかれても、うまく答えられない。見えない障害だからこそ、言語化することが必要だったりするなあと思う。

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アンソロジー。見えない過ちを、隠されている真実を、言語化すること。おそらく、朝鮮学校の高校無償化除外に反対するという意味以上に、差別や偏見から、私たち自身が解放されるために必要な言葉です。