手術

今日はパパの白内障の手術だった。
で、病院に行く。
病院の待合室に、どこかで見たことのある写真が飾られている。

こないだの金環日食の写真。老人会の会長さんが、わざわざ東京まで行って撮ってきたのを、うちにも持ってきてくれたのがあるが、いろんなところに配ったんだなあ。

最近の眼医者さんはどっこもそうなんだろうか。手術の様子をモニターで見せてくれる。
いきなり、茶色いビー玉のような目玉が、ぬっと画面に大写しされるのでびっくりした。それから切開して、濁った水晶体を吸い取って、新しい人工レンズを入れるまでの一部始終。きっかり１５分だった。

途中で見るのやめたら、こわいままなので、がまんして最後まで見ましたが、こわかった。あーこわかった。

でも無事に終わったみたいだとほっとして、待合室に戻ったら、いま見た目玉のような、老人会長の金環日食の写真。

これから、この写真見る度に、今日の手術のこと思い出すんだろうなあ。

手術の途中、水晶体がなくなったときだと思うけど、ものすごくきれいな白い光が見えたそうです。
でも、そんなの見えてもうれしくないってさ。

帰ってきて、パパは静かに寝ている。
あとは、子どもを静かにさせるだけ。こーれが、難しそう。