ガザ侵攻

ガザからの写真
kayoちゃんの日記から転載。

岡真理さんのメールを転送・転載歓迎

~~~~~~~~~~~~ 以下転送 ~~~~~~~~~~~~

Subject:[AML 22964] ガザの写真
From:"OKA Mari"
Date:Wed, 31 Dec 2008 21:57

京都の岡です。

ガザのアブデルワーヘド教授より送られてきた一連の写真を、
遠藤礼子さんのご協力で以下にアップしていただきました。

http://picasaweb.google.com/tigrimpa/wLVhCF?feat=directlink

可能なら、できるだけ大きなモニターでご覧になってください。
小さな写真では、事態の本質が伝わらないと思いますので。

おか まり




シモーヌ・ヴェイユ全集のどこかに、書いてあったと思うのだが、彼女は、イスラエルの建国に反対していた。ユダヤ人でありながらユダヤ教を拒絶した人だが、彼女はどんな理由でイスラエルの建国に反対したのだったろうか。たぶん、その見識は正しかったというべきなのだろう。

一方で、アウシュビッツで家族を失い、かろうじて生きのびたエリ・ヴィーゼルの自伝の、彼がイスラエルの新聞記者として働きはじめたころの、新しい国の描写のよろこびの感触も、思いだす。

イスラエルのガザ侵攻は地上戦に突入している。こんなことをしていたら、いつかまた、国を失ってしまうんじゃないだろうか。こんな虐殺が許されていいはずはないし、いつかイスラエルのほうこそ、国を失ってしまうんじゃないだろうか。あるいはその恐怖が、この暴力なのだろうか。