『短歌両吟 類人鳥』
蝦名泰洋と野樹かずみの、短歌のコラボレーション
1000円(送料込)
できてきました。20年前の作品5巻と、今年の作品1巻とをおさめています。
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最新作「キラル アキラル」から一部抜粋
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この人を鏡は映す雪月花むかしおろかにいまもおろかに 泰洋
鏡ごしに笑ってくれた子がある日ぼくはママをゆるさないと言う かずみ
薄い背中わずかながらに気にかかる左右の翅の長さのちがい 泰洋
十字架の影であったとふと気づく空飛ぶ鳥も飛べない鳥も かずみ
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限定100部。読んであげよう、という方はお知らせください。
よろしくお願いします。
予約くださった方ありがとうございます。数日中に届きます。
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本ができるまで。
20年ほど前、野樹かずみと蝦名泰洋が、たわむれに、短歌の両吟をしました。
短歌を一首ずつ交代で、つけていく。
60首(一人30首)を1巻として、1992年から94年にかけて、5巻つくっていた。
紛失した、と思っていたその原稿が、なんと、20年ぶりに出てきました。
そこで、お弔いを出そうかということになり、
新作1巻と散文を加えて、全部で6巻(360首、一人180首)として、
本をつくることにしました。
目次
短歌両吟 キラル アキラル
非相聞
海が聞こえる
絵のない絵本
二人のカフカ
類人鳥
感熱紙(あとがき) 野樹かずみ
キラルについて(詩論) 蝦名泰洋
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