ニュースレターのこと。その他のこと。

https://readyfor.jp/projects/paaralangpantao

残り28日。達成率72パーセントになっています。たいへんうれしく心強いです。
感謝します。きっと成功させますのでよろしくお願いいたします。



パアラランのニュースレターつくってます。正確に言うと、パパに手伝ってもらうために、必死で機嫌とってます。私ひとりで、B4の紙面はつくりきらん。印刷機も使い切らん。そこはなんか、コンピューターと呼吸のあう人あわない人がいるようで、私は難しいなあ。

私の母は家電と呼吸があわなかった。隣のおばさんがあきれるほど。たとえば同じときに同じメーカーの同じホットプレートを買って、母はすぐ壊したらしく、私あんまり記憶ないのだが、隣のおばさんは死ぬまで数十年それを使っていた。洗濯機しかり。テレビもしかり。

私もきっと母ゆずりなので、いっそ家電には近寄らないようにしている。レンジはあたためるため以外に使うときは、毎回必ず使用説明書を見るし、テレビもビデオカメラも自分でさわらない。こわれてもしようがないと覚悟したパソコンとデジカメくらいはさわるけど。スマホもケータイももたない。キッズケータイだけもたされているけど。

話がそれた。ニュースレター来週発送できると思います。



パヤタスのゴミ山で、ゴミ拾いしているおじさんが、ポケットから汚れないようにビニールにくるんだケータイを取り出したのを見て驚いたのは、10年以上も前だけど、電話線の通っていない地域に、ケータイは便利だったと思う。

いまでは、日本から連絡するのも、メールとかSNSとかあって、昔、届くか届かないかわからない手紙を出してやりとりしていたのが嘘のよう。

で、インターネットで連絡できるから大丈夫、と思っていたりするわけです。
するわけですが、連絡が通じるとは限らないし、便利と信じていると、意外な不便さに足をすくわれる。
パソコンが調子悪くなったり、日頃なんにもないのに、留守でしばらく見ていないときに限って、大事な問い合わせがあったり、それが間に合わなかったり。いろいろありますし。
呼吸があうあわないはあるし。

人とやりとりすることの難しさも、生きてみることの難しさも、本当のところは、手紙が届くか届かないかわからなかったころと変わってないんだということは、ときどき思い出したほうがいいかもしれない。

まだ地理もよくわからないころに、バスを間違って、真夜中のマニラで、ひとりで、知らないところにぽつんと降りたときの不安とか、いろいろ思い出しますが。

あれは自分ごとだったから、いっそひらきなおって平気だったんだろうなあ。