白いごはん

久しぶりに、白いごはんを炊いた。
明日は運動会なので早起きしてお弁当つくるのだ。

わが家は数ヶ月前から玄米ごはん。
パパの糖尿病対策なんだけど(白米よりは玄米のほうが血糖値の上昇がゆるやからしい)、ここらだと精米しなくていい分だけ安くて手間いらず。
それに玄米にかえたら、子どもがごはんをよく食べるようになった。
白いごはんは好きじゃないけど、白いごはんが湯気でぬれると吐きそうになるけど、玄米ごはんは大丈夫だって。

でもお弁当は教室で食べるので、みんな白いごはんだろうから、白いごはんにしてやれ、とパパが言うし、子どもも、そのほうがいいかも、というので、白いごはん。
おむすびに、ごま塩ふってっていうリクエスト。



最近子どもは買い物に行くと、野菜の種を探して、いつのまにか、かごの中に入れている。
ほうれんそうの種が入っている。
ほうれんそうは、うちの畑では育たないかもしれないよ。土壌がアルカリ性じゃないと育たないんだけど、うちの畑は酸性だからさ。
って言ったら、
「石灰を入れたらいいんだよ」って言う。よく知ってるな。
石灰はすこしのこってる。

全然期待してなかったんだが、夕方、畑にやってきた子ども、鍬で耕してくれる。土と堆肥と石灰とまぜて畑つくってくれる。
あとは種まくだけ。

でも育つかどうかはわかんない。
だいたい水や肥料をまじめにやらんもんね。育つんならそだってごらん、っていう程度のやる気だもんね。
「荒れ地の畑」って家族は言っている。
「天空農園」って名前を子どもがつけたにもかかわらず。

それでも、明日の弁当にいれるミニトマトぐらいは収穫できた。
オクラとピーマンも。

空は、千匹ほどのひつじ雲。

「あっちがひつじ雲、こっちがうろこ雲、あれは飛行機雲」と、子ども。