おもちゃ、ぼくの

金曜日、バスで大阪へ。夕方、東大阪の図書館へ。
立派な図書館の入り口のよく見えるところで、パヤタスの子どもたちの写真展示してもらっていました。
写真撮ろうとしたら、撮影禁止だと警備の人に言われてしまった。
でも、この写真私が撮ったんですけど、自分が撮った写真を撮っちゃいけない……って、どういうことかしら、一瞬頭がもつれたが、
ほらここに、撮影禁止って書いてるでしょう、と壁の貼り紙見せられて、ああなるほど、ここは写真を撮ってはいけない場所なのねと、やっとわかった。Img129 

見ていて、1枚の写真に目がとまった。


「おもちゃ、ぼくの」
ってキャプションつけてもらってる。

この写真、私撮ったんですけど、1994年12月、それでこれまでも何度も見てきたはずの写真なんですけど、でも、このキャプションをみる瞬間まで、この裸の男の子が、手に玩具をもってることに気づかなかった。

私、何見てたんだろうなあ。

大発見のキャプションだった。

展示スペースけっこう広かった。写真のほかに、文字パネルも絵も組み合わせたら、かなりの内容を展示できるなあと思った。資料を、整理しなきゃ、と思った。……18年分の。と思ったらちょっとめまい。
展示、今日まで。たいへんありがとうございました。