京都

 週末、京都に行ってきた。
 土曜日、早朝4時発、京都へ。午後、私は歌会というものへ行き、子どもはパパとトロッコ列車に乗りに行った。夜、宿泊先で合流。ちびさん、トロッコ列車楽しかったらしい。
 日曜日、午前中、大阪でパアララン・パンタオのスポンサーのN氏と会う。95年頃からのニュースレターなどの資料をすべてファイルしてくれていて、感激だった。
N氏は、1965年頃に文通していたフィリピンの女の子を探したいのだと言う。今はたぶん60歳くらいになっているはずだけれど、当時の住所も、たぶんマニラ周辺、としかわからない。
 それで私は、1965年撮影のその女の子の写真のコピーを預かってしまった。 なんかとってもロマンチックな話なんだけど、どうすればいいんだろう。
 
 午後には、広島に向かったんだが、高速代ケチって一般道路を通ったら、なーんと、家にたどり着いたの深夜0時だった。
 
 翌日は朝から、療育センターの支援学級。でも子どもは、またトロッコ列車に乗りに行くつもり、療育センターに行かないとぐずるし、日常への着地が一苦労。
 それでもおんぶして教室まで行くと、あとはすんなり。プールは、はじめて自分で上着と靴下脱いで、めでたいめでたい。先生たちやお母さんたち、みんながとってもほめてくれるのが、とってもしあわせ。
 
 子どもの進路(幼稚園保育園えらび)についての懇談のとき、うちの子と同じ月の生まれで、いろんな恐竜の名前がすらすら言えるY君のママが、子どものことを話しながら、泣いてしまったのが、せつなかった。私もこんなふうに母親を心配させて泣かせたろうか、と思ってしまったのだ。
 Y君ち、きっと、毎日の暮らしのなかを、リビングとかキッチンとかを、いろんな恐竜が歩いてるんだろうな、と思ったら楽しい。
 
 子ども、くもんの日本地図のパズルをひろげて、「こんどはゆふいんれっしゃにのるの、ここをはしってるの」と、ただしく大分県を指して言っている。楽しそうに言うけど、旅費の工面はただごとでない。
 それ以前に、幼稚園の月謝のことを考えると、胃がきりきりきりきりしてくるさ。