『天秤 わたしたちの空』

本が、できました。

『天秤 わたしたちの空』
 詩・河津聖恵×短歌・野樹かずみ
 定価(本体1500円+税)
 発行所 洪水企画

今年2月から4月にかけて、詩人の河津さんと、今年生誕100年を迎えたシモーヌ・ヴェイユの哲学を傍らに、詩と短歌のコラボをした作品集です。
短歌222首、詩23編を収録。
歌集1冊+詩集1冊分の内容が、1500円+税なので、格安です。

洪水企画のブログに紹介してもらっています。
http://kozui.sblo.jp/article/33591627.html


河津さんの詩が、まったくすばらしいです。
河津さんの次の詩を読みたくて、野樹の短歌もへなへなとがんばりました。ああ、懲りもせず。

帯文から
「魂は危うい天秤に載り生きる揺れろこぼれろ粉ミルク
ヴェイユ生誕100年。その詩的箴言は、いまだプロメテウスの火のごとく輝きつづける。私たちの言葉は、そのいとおしい火によって照らされ護られやがて焼かれた。 河津聖恵」

「十字架は十字路
不幸をあるがままに、ただ存在するという理由において、人類の普遍的な悲惨の現れとして愛すること。ヴェイユが「権威の宗教」を否定し「経験の宗教」を求めたことを考えるなかで、十字架はおのずから十字路のイメージに変容した。 野樹かずみ」


書こうと思っていたことではなく、書くつもりのなかったことも書かされてしまうのが、待ったなしのコラボのこわいところ。

本、ご希望の方、メッセージください。
消費税なし、送料込み、1500円でお届けします。

(私経由で買っていただいた代金は、前回同様、ゴミ山の学校支援の経費にさせていただきます。よろしくお願いします。)