東京(集金篇)

まず、15日。最初にあった人が、パアラランに寄付をくれた。そのあとに会った人は、私に小遣いくれた。また別の日に会った人も小遣いくれた。年の離れた兄に甘やかされて育った私は、兄の世代の人たちにお金をもらうのは全く抵抗がない。

翌16日は、自分よりも若い女の子たちからパアラランに寄付もらう。若くても女でも、パアラランへ寄付もらうのは、まったく平気。
なんだが、「経費で落とせない経費」のことまで、心にかけてもらったのは、ああもう、泣きそう。深く深くありがとう。

お金わかんなくなったらいけないので、ノートに書き込む。
左側はパアラランへ。右側は私の財布へ。
ふと、東京まで集金にやってきたような気がする。
まあ、集金したのだ。
みなさん、本当にありがとう。

ちびへのお土産までもたせてくれたりして、本当にありがとうございます。昨夜、広島に帰ったら、たちまち荷物のなかから、実に目ざとく、電車の箱を掘り出していた。