蘇我氏と物部氏

何日前か、子ども、帰って来るなり、
「ママ、ママは蘇我氏物部氏のどちらを支持しますか」ときく。
そんなのわかりませんが、
きみはどっちを支持するの、ときいたら、ちゃんと自分の意見はもっているのである。
「ぼくは蘇我氏かな。なぜなら、蘇我氏は仏教を信仰したけど、物部氏は仏教を信じなかったから」
聖徳太子にあこがれる人としては、そうなりますか。
「でも蘇我氏は、ちょっとわがままだけどね」
というのがおかしかった。

昨日は昨日で、「ママ、平氏と源氏のどちらを支持しますか」ときく。
平氏ですかね。
なぜか。四国には平家の落ち武者伝説があって、遠く遡れば、先祖は平家の落ち武者だと考えるのを気に入っていましたからね。
伊予水軍の、まあ海賊の血が流れているらしい、と考えるのもいいなと思いますけどね。
「ぼくも平氏です。なぜなら厳島神社をつくったからです」
こちらは、広島産の子らしい理由でした。

週末の作文を何を書くか、悩んでいて、週末はお葬式だったけど、そんなこと書いたらきっとびっくりするから書けないし(びっくりしないから書いてもいいよって言ったけど)、やっぱり書けないし。
で、書いていた。
日本史の本の話。高校生向けの資料集。
こんなにたくさん覚えるのか、と思ったら吐きそうだが、受験と関わりなければ、眺めていて楽しいかもしれない。(私は楽しくない。)
子ども、
今日読んだ中で面白かったのは、日清日露戦争のときの風刺画です。
と書いていた。