ピアノの発表会。
子ども、去年も大胆に失敗していたが、今年もすごかった。
えっとね、弾いたのはこれ。
「6つの小曲集こどもの夢」(カバレフスキー)より
「夢」「わんぱくぼうず」の2曲 Cimg0294

最初に椅子の高さをなおしていた。


それから弾いた。


楽譜見たの1か月前だし、和音は難しくてお手上げ状態だったし、まじめに練習するかって無理、1日30分が限界だし、弾けるようになると思えなかったけれどもさ。

昨日練習してるの聴いたら、「夢」はそれでも「夢」という曲を聴いている気がした、空飛ぶ船くらい浮かんでいそうだった。
が、「わんぱくぼうず」は全然、曲に聞こえない。
でもどうにもならないし、いいよいいよ、まちがってもいいから元気に叩けよ、って言ったら、ほんとにそうしたなあ。

演奏、破れかぶれで笑ってしまった。たぶん時間オーバーもしてると思うな、カバレフスキーはどっか行ってしまって、子どもの頭のなかで、トムとジェリーがおいかけっこしてるのが見えたね。

ほんとになあ。こんなに親を楽しませてくれるって、すごいよ。

あのさ、この1か月に、きみが突破したことっていうのは、もしかしたら、何かとても大事なことだと思うよ。

子どもはチャレンジした。

一方で私たち(さしあたって私)、そういう言葉も心も、すっかり忘れて生きているよな、とちょっと反省してみる。