東京

土曜から東京に行っていて、昨日の夕方帰ってきた。

浅草、立川、国分寺、国立、新宿、新大久保、深川、霞ヶ関、あたりを、うろうろ。
民族も国籍も思想信条も職業も年齢も、あれこれと異なる人たちと、はじめて会ったり再会したり。いろんな出会いの場を転々としていた感じ。

文学の力と政治の力を考えさせられた。
具体的に書く気力がいまないけど。

すごくおもしろかったけど、すごくつかれた。
東京って、ものすごく歩かされるなあ。しかも雑踏を。
地下で迷うのは発狂しそうになる。地下鉄の音は殺人的。

はじめて泊まったカプセルホテルは快適だった。安いのももちろんだけど無駄な広さがないのがいい。一晩泊まるくらいだと、ホテルだと部屋の広さを気持ち的に持て余すもんね。

昔その近くに住んだこともあるのに、食べたことはない深川丼もはじめて食べた。
春のうららのすみだ川。建造物のなかでも橋を見るのはわりと好きかも。

国会議事堂をはじめて見て、参議院議員会館にはじめて入って、衆議院議員会館にも行って、それから文科省にもはじめて行った。

なんだか修学旅行みたい。

河津さんと一緒に、というか連れられて、陳情、というものをしてきたのだが、でもわりとのんびりした気分で、たぶんこんなふうな自然さでいいんじゃないのかな。
議員や議員秘書やそれから省庁の担当官たちが、みんな私たちより若くて、それが妙に新鮮だった。

はじめて見た国会議事堂や周辺の建物は、なんだか刑務所みたいかも、と思った。警棒をもった警官を見たからかな。ついでに、噂の在特会もはじめて見た。

でもたぶん、「国」というものもひとつの牢獄みたいなもんかも。
牢獄と思わずに牢獄のなかで暮らしているかも。

4日ぶりに広島に戻ってきたら、パパと息子は立派に父子家庭していた。これは生活の力。

東京で遊んでくれたみなさん、ほんとうにありがとう。
お留守番ぐみのふたりもありがとう。