桜の花のさく頃に

ふいに聴きたくなった。サッコとヴァンゼッティ。歌っているのはジョーン・バエズ
http://www.youtube.com/watch?v=gcgYwTnBIIQ&feature=fvwrel

ベン・シャーン展。そろそろ岡山展。行きたい。
忘れないようにしなければ。
http://benshahn2011-12exh.info/
http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/exh_shahn.html

☆☆

昨日は花祭りイースターで日曜日。
桜見にゆこうか、満開らしいよ、という話になる。このあたり、まだ桜咲いてない。向かいの森の桜もまだ蕾。今年は春が遅い、というか、さむい。
で、平和公園に行く。
桜咲いている。人も咲いている。
春の花見の頃の平和公園はビールのにおい。八月になったら線香のにおい。Img_4087 


「桜の花の咲く頃に、日本を去りました」
って、周恩来が言ったんだなあって、唐突に思い出す。
魯迅も日本にいて、日本を去った。孫文も日本にいて、それから去った。タゴールも日本を訪れて、それから去った。
そのような人たちの進言に謙虚な日本であれればよかったのに。
桜の花の咲く頃に。

Img_4098 やたら鐘の音がするなあと思ったら、子どもたちが、がんがん鳴らしていた。おもしろそうなので見に行くと、今度は池に棒きれつっこんで、「蛙がおったよ」「えー、どこ」みたいなことで、蛙さがししていた。


鳩がいて、子どもに、小さい頃はさ、「ワンワン」って言って鳩おいかけていってたよ、鳩見ると興奮して、すぐ追いかけて、つかまらなくて泣いてたよ、って言ったら、「へえ」って他人の話みたいにきいてたが、

晩のおかずにするから、1羽つかまえておいで、って言ったら、 Img_4115
「うん」と鳩のほうに走っていった。え、本気か。
もちろん捕まえられなくて、子どもだけ戻ってくる。
「鳩、食べられるの」と子ども。
たぶんね。でもママも食べたことはない。鳩つかまえるのは難しくて苦労するんだよ。高校のときに、男の子たちがつかまえていた。お酒にひたしたお米をおいとくと、その米を食べた鳩は酔っぱらって寝ちゃうから、それをつかまえるんだって聞いたけど、ほんとかなあ。でも、運動会のときの応援合戦で、鳩とばしていたから、どうかして捕まえたんだろうね。
「ふうん」
と言って、子ども、また走っていった。鳩は木の上に逃げて、また子どもだけ戻ってくる。




それから、私の小さい頃からの知り合いの(というか、家族のような)Fさんちに行く。去年、おばさんが長い入院をする前にたずねて以来だから、すごい久しぶり。いまはおばさん、一人暮らし。
「まあ、死にかけていたのよ、私」
って、言う。会う度にそう聞いている気がするけど、おばさん、実際何度も死にかけている。腎臓と肝臓とその他いろいろ悪いので、食事制限もすごいし、大変なのだ。昨夜は調子悪くて、このまま死ぬのかしらと思ったけど、今日はなんとか起きれた。家のなかを歩くのも大変そう。ああもう、80歳過ぎてるんだなあと、今更に気づく。
おじさんは去年から老人ホームに入所している。私たちもまだ尋ねていないし、おばさんも、もう2か月行っていないっていうので、すこしあったかくなったし、今月中にでも一緒に行くことにする。
それから、なんの話だったのか、
「四国も東京も行きたいけど(孫やひ孫や友人がいるのだ)」
って言うので、四国ならまた連れてってあげる、夏は暑いから連休ぐらいで、おばさんの体調が大丈夫そうなら、連れてってあげるよ、って言ったら、
「ああ、うれしい。絶対元気になるわ」
って、ほんとにうれしそうだったので、連休は四国に帰省するつもりでいよう。




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