いま目の前に詩集2冊あって、
『川岸の道』(御荘博実) 『たった一度の物語』(石川逸子)
詩壇というようなところから遠くはなれて、詩という行為はなされていたのだと、
思ったのでしたが、そのことに、何かとても慕わしいような気持ちをもったのでしたが、詩集のことはまた書くとして、
それらの詩の底に、原風景のように、原爆投下の広島がある。
☆
それで思い出したのだが、
しばらく前のことだが、息子が突然、言った。 彼はいろんなことを、突然言うのだ。
「日本が、真珠湾を攻撃して、太平洋戦争がはじまったんだよね。それでアメリカは、日本に復讐したんだよね。でも、アメリカは、やり過ぎだったんじゃないのかな。原爆を落としたことは、やり過ぎだよ。原爆は余分だったんじゃないの」
はい。そのとおりだと思います。原爆落とさなくても日本は負けていたよ。
そういうことを、考えるのか。
広島の子どもは大変だなあ、と思った。
☆
『川岸の道』(御荘博実) 『たった一度の物語』(石川逸子)
詩壇というようなところから遠くはなれて、詩という行為はなされていたのだと、
思ったのでしたが、そのことに、何かとても慕わしいような気持ちをもったのでしたが、詩集のことはまた書くとして、
それらの詩の底に、原風景のように、原爆投下の広島がある。
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それで思い出したのだが、
しばらく前のことだが、息子が突然、言った。 彼はいろんなことを、突然言うのだ。
「日本が、真珠湾を攻撃して、太平洋戦争がはじまったんだよね。それでアメリカは、日本に復讐したんだよね。でも、アメリカは、やり過ぎだったんじゃないのかな。原爆を落としたことは、やり過ぎだよ。原爆は余分だったんじゃないの」
はい。そのとおりだと思います。原爆落とさなくても日本は負けていたよ。
そういうことを、考えるのか。
広島の子どもは大変だなあ、と思った。
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