都市の夜景

学校からもって帰った工作。よくできたね、とほめてあげる。

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すると写真を撮れと言う。20枚ほど撮らされた。
つまりそれをコマ送りすると、動画のように動いて丸い箱は一回転する、というわけでした。テーマは、都市の夜景。

ときどき彼は、自分用の古いデジカメで、同様のやりかたで、アニメーションつくって遊んでいる。紙や段ボールや線路やいろいろなものでつくりあげた町のなかに、ミニカーを並べて、それを少しずつ動かして、壮絶な衝突事故現場を、つくりあげるのだったよ。
すごい事故を起こしたあとにも、なんでもなくミニカーさんたち立ち直って、もとのとおりに走っている、という作品もある。

今日一日、目がしょぼしょぼして、鼻水がとまらなくて、筋肉痛で、頭痛もしてきて、なんかつらかった。
とても、息子の相手する元気はないのだが、
なぜか彼は、 「ぼくはみそ汁をつくる」と、言い出してきかない。
それは大事な申し出なので、
夕方、畑に一緒にネギをとりにいく。

クラスの女の子と、2歳上のそのお兄ちゃん(息子はそのお兄ちゃんと仲良し)が、家のお手伝いをするのだが、ご飯も炊くし、みそ汁もつくると聞いて、ぼくもできるようになろう、と思ったらしい。いいことだ。

息子が包丁を使うのを見ると、本人もおっかなびっくりだが、私も見てて血の気がひく。豆腐切ったりネギ切ったりは、こーんなにたいへんなことでしたか。
豆腐でかいし、ネギは蛇腹だし。
でもつくったねえ。
みそ汁きらいで、必ず残していた子が、はじめて、おいしい、と言って全部のんだ。
驚きだ。