じんましん

子ども、髪を切られるのがきらい。泣いて暴れていやがるので、面倒で先延ばしにしていたが、もういいかげん伸びているので、切る。
散髪屋に行くかママが切るか、どっちがいいか、といったら、散髪屋よりはママがいいそうで、庭にすわらせて切った。
きっと虐待かとおもわれるかもしれないほど大泣き。でも、暴れるかと思ったら、ビニールをかぶせてすわらせたら、それで自分は動けないと思いこんだらしく、首から下は大人しくしていたのがおかしかった。
ほんの3分ほどで切ってしまう。切り口のひどいのは、きみが頭をぐるぐる動かして抵抗したせいです。涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔をふいたら、顔じゅうに、とくに目の下に真っ赤なじんましん。

そんなにいやですか。

じんましん出たついでに、もうひとつのじんましんのもと、耳掃除もする。病院に行くかママがするか、といったら、ママのほうがいいそうで、でもまたひとしきり泣く。じんましん、さらに出る。

どうすればいいのかなあ。

持病の色素性蕁麻疹の薬、手足用と書いてあるけど、顔に使っても大丈夫かな。今度エコー検査に行くとき、ふつうのじんましんの相談もしてこよう。総合病院の小児科の待ち時間は長い、とっても長いので、年に一度か二度の検査も、なかなかおっくうなんだけど。