発表会

昨日、音楽教室の発表会。

エレクトーンを弾くのは年長さんから。
ちびさんたち年中さん以下の子は歌を歌う。
去年はちびさん、歌も歌えずカスタネットも叩けずひとりで立っておくこともできず、私がステージの上までつきそいで、支えていて、ついでに途中でおしっこしたくなった隣の男の子のお母さんを手を振って呼んだり、写真撮影をこわがって逃げ回るちびさんを追いかけてつかまえたり、楽屋でほかの子どもたちの相手もしたり、ものすごーく疲れたが、今年は、ふつーの父兄のように観客席にすわっていられた。ちびさん、ほかの生徒さんたちと一緒に別の席だし。
もうそれだけでありがたいわ。

でも念のため、ステージから落ちてきたときに拾えるように、一番前の真ん中あたりにすわっていた。
ちびさん、歌わない。舞台に出る最後の最後まで、先生やスタッフさんたちに「ぼく、うたうのはできないの。だからマイクいらないの」としつこく訴えていたそうである。
歌わないが、おとなしく立っている。体をゆらすぐらいのこともしている。マイクはカスタネットのためである。カスタネットはできていた!
落ちても来ず、拾いに行く必要もなく、無事終了。

最後、全員で歌うときは、耳をふさいで立っていたが、目が合うと、エレクトーンの下に隠れるとか、そんなことまでしてくれたが、それはまあ、うるさいからしょうがない。

「去年からくらべたら、すごい成長ですよ」と先生が言ってくれる。よそのクラスの先生まで「えらかったよー」と頭を撫でてくれる。

「ぼくはひじょーにがんばったの」だそうである。