Paaralang Pantao 7

☆Paalam Cory(さようならコリー)

8月1日に、コラソン・アキノ元大統領(80年代ピープルパワーのときの大統領ですね)が亡くなって、それで5日の水曜日、葬儀の日は、国民の休日になった。学校も会社も休み。
テレビは、葬儀の模様をずっと中継していて、メモリアルパークのあたりはたいへんな人出だったんじゃないかしら。葬儀もお祭りのように見える。賛美歌と軍楽隊の太鼓の音。あと「バヤンコ(わが祖国)」の歌とか。悲しみの声とか。なんというか、オペラでも見ているような感じだった。

この日は、リサイクルバッグのお店に行って、ゴミの山に行って、エラプに行って、ショッピングセンターに行って買い物して、帰った。
夜、学校に家族や親せきたち友人たち集まって、「Paalam Cory」のテレビ見ながら、ごはん食べた。

↓バヤンコ(わが祖国)
抵抗の歌です。歌詞は次のよう

「わが祖国フィリピンよ
黄金と花に満ちた国
心のやさしさと美しさが輝く
それに魅せられ外国人がやってきた
今は彼らの囚われ人
苦しみに喘ぐわが祖国よ

空飛ぶ鳥でさえ籠にいれられたら
自由を求めて泣くだろう
それが 気高き一国なら
自由を求めないはずはない
わが愛しいフィリピンよ
涙と苦しみに満ちた国
わたしの願い
それはあなたが自由になること」