本を、つくります。予約受付。
20年ほど前、野樹かずみと蝦名泰洋が、たわむれに、短歌の両吟をしました。
短歌を一首ずつ交代で、つけていく。
60首(一人30首)を1巻として、1992年から94年にかけて、5巻つくっていた。
紛失した、と思っていたその原稿が、なんと、20年ぶりに出てきました。
そこで、お弔いを出そうかということになり、
新作1巻と散文を加えて、全部で6巻(360首、一人180首)として、
本をつくることにしました。
『短歌両吟 類人鳥』蝦名泰洋×野樹かずみ
一冊1000円(送料込)
予約受け付けます。(来月できます。印刷屋さんが刷ります)
読んであげよう、という方は、直接注文ください。 kazumi_nogi@hotmail.com
よろしくお願いします。
限定100部。
(なので、いまのところ贈呈は考えておりません。こっそり買ってください。)
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目次
短歌両吟 キラル アキラル
非相聞
海が聞こえる
絵のない絵本
二人のカフカ
類人鳥
感熱紙(あとがき) 野樹かずみ
キラルについて(詩論) 蝦名泰洋
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原稿を探してみようかと思ったきっかけは、『路上』116号(2010/4)の
「カムパネルラは死んだか──蝦名泰洋論」という山田消児さんの文章に紹介されていたことでした。
そういえば両吟やった、とは思い出しても、内容はまったく思い出せなくて、それで気になって探したんでしたが、見つけたらこんどは、読み返す勇気がなかったです。「羨望」と書いてもらって救われる思いですが、いーや、恥ずかしい。
(でももしかしたら、おもしろい)
紹介と広告とかねて、件のページの写真貼っておきます。