ベリーダンスとお風呂

大阪。
昼間はベリーダンス見て、夜はお風呂、スパ・ワールドというところに行った。ちょうど、トルコのオルハン・パムクの小説を読み終えたとこなので、そうか、ベリーダンスというのはこういうものか、と興味深かったです。Cimg1905 
お風呂は1000円だっていうので行ってきた。はじめてのところは作法がわかんなくてとまどうけど、それもまあおもしろい。お風呂あがって新聞読んで、うたたね。右肩が痛いのが、ずっとつづいていて、夜眠れなかったりするのがしんどいんですが、心なしか、すこし楽になったような。
昨日は串かつというものをはじめて食べたし、今日はお好み焼き食べたし、
気持ちよく楽しんでます。
大阪、あたたかい。
家を出たときに5枚かさね着していたの、次々脱いでいま3枚だもん。

ベリーダンスワンワールドフェスティバルの会場で見たのでした。インド舞踊とかハワイアンとか、次々やってて、ブースがちょうど、ステージの前だったので、いろいろ見られて面白かった。
もちろん、パアラランのニュースレター配ったり、リサイクルバッグ売ったりするのもがんばったっと。Cimg1887 
これ、ごみの山のお母さんたちが、ジュースパックのリサイクルでつくったかばん、って人に説明するとき、私はちょっと誇らしい。たぶん、これうちのママがつくったお洋服、とか言ってともだちに自慢するみたいな気持ちに似ているかもしれない。たぶん、ジュースパックを拾って洗ってデザインして縫って、っていう一部始終を自分で見てるからかもしれない。

ママがつくった、で思い出したけど、子どもが学校の給食当番で使う割烹着と帽子は、私がつくった。パパのワイシャツつぶしてつくって、ふちは水色のチェックのバイアスでくるんで、帽子には☆のアップリケもつけて、1年生のとき、つくってやったら、子どもは喜んでいたのに、
最近はそれを恥ずかしいって言う。ほかのみんなは、市販の白い割烹着で、ふちどりもアップリケもないんだって。(私はどこで売ってるかを知らなくて困ったから自分でつくったんだけど)みんなといっしょじゃないから恥ずかしいって。

なんかそれ、間違ってるよ、って思う。
そういうふうに思わせる学校教育って間違ってる。

制服の紺のセーターの肘がすりきれて穴があいたので、繕うのに、適当な肘あて布がないかとさがして、紺と臙脂のチェックの布があって、ああこれがおしゃれでいいなあと思ったのに、子どもはぶんぶん首をふって、いやがる。同じ布でやって、って言う。みんなと違うのを着たら、また出席番号6番に何か言われる、って。
ああ、あの紅衛兵。じゃあ、もし何か言われたら、うちに連れておいで。ぼくじゃなくてぼくの母さんがやったことだから、母さんとお話してって言って連れておいで、って言ったんだけど、
問題は、すでに6番ではなくて、「みんなといっしょ」がいいという規範を、外からの圧力としてでなく、子ども自身が内面化してしまってるってことなんだが。
制服のことなんかで子どもを苦しめてもしょうがないので、肘の穴はまだそのまま、とりあえずもうひとつあるサイズのちいさいほうを着せているが。
割烹着のほうは、今までずっと着ていて、大きく作ったからまだ着れるし、問答無用で使わせている。

ママがつくったものは、恥ずかしいのでした。
恥ずかしいママだったなあと記憶して、大きくなんなさい。


話がそれた。
ワンワールドフェスティバル、足を運んでくださったみなさま、ありがとうございます。うれしかったです。
明日もう一日あります。