ソウルの日本大使館前に少女像が設置されたことについて。
韓国：元慰安婦支援団体、日本大使館前に少女像 デモ１０００回機に 韓国政府は黙認
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李大統領、少女像撤去拒否…第２・第３設置も
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「平和の像」と言うんです。
かわいい女の子だし、設置してもらってもいいんじゃないでしょうか。今度もしソウルに行くことあったら、隣の椅子にすわって、お話してみよう。
この問題は１０００年言われ続けるんじゃないか、１０００年解決しないだろうって、パパが憂鬱そうに言う。そりゃしょうがない。１０００年恨まれてもしょうがないようなことしたんだから。黙っていたら、なかったことにされてしまうよ。
言いたいことは言っていい。植民地じゃないんだから。
少女像で連想するのは、まず、平和公園の原爆の子の像だ。
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日本だって、あの原爆の子の像を、東京のアメリカ大使館の前に、設置したってよかったのだ。
そんなこと、でもたぶん、思いもつかなかったかもしれないし、日本政府は許さなかったろう。
言いたいことは言ってよかったんだ。原爆落とすなんてひどいじゃないかって。戦争終わって１０年もたって子どもが死んでいくんだぞ、ひどいじゃないかって、言えばよかったんだ。
そしたらアメリカは、イラクに劣化ウラン弾を落とさなかったかどうかは、わかんないけど。
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岩波ブックレット「第五福竜丸から「３・１１」後へ 被爆者大石又七の旅路」（小沢節子）読んだ。
第五福竜丸の乗組員が、被爆者手帳を交付されていないということは知らなかった。アメリカとの間で、見舞金でもって政治決着されて終わりだったのだ。アメリカも日本も、彼らを被爆者とみとめていない。
ビキニ事件があって、広島長崎の被爆者への援護法ができたわけだけれど、その射程は、広島長崎の被爆者に限られていて、その後のヒバクシャは含まれていないらしい。
読み終えて、ベン・シャーンの画集の「ラッキー・ドラゴン」シリーズを眺めた。ベン・シャーンは、すごいと思う。ドラゴン・シリーズじゃないけど、「解放」という絵が好きです。
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寝る前に子どもと、エルマーとりゅうの話の２冊目を読んでいる。お話のなかなら、いじめられている子どもの竜を助け出すこともたやすいのに。
助けてもらえなかった少女たちがいたのだ。
