あ。

春に、子どもが福島第一原発の事故の様子を、アナウンサーみたいな言葉遣いで、学校帰りに上級生にしゃべりつづけていたが。
……そいで、夏休みに発電所の絵本をつくるということになったんだが。

夏休み前の懇談会では、「彼が話すことはむずかしくて、ああ、そうなのって、聞いておくしかなくて」と担任の先生は言ったが。

パパは子どもがクラスの子にいじめられたと聞く度に、「だからおまえは黙ってろ、教室で喋るな」と叱るんだが、そんなの無理な話で。

散髪屋のおじいさんは、「この子の相手は、子どもでは無理だ。中学生高校生でもむずかしいだろ、おとなが相手してやらなきゃ」と迎えに行ったパパに言ったらしい。

アスペルガー症候群
親にとっては、自分の子があたりまえなので、つい忘れるが。

療育の予約するの忘れていた。今からでも夏休みの診察間に合うかな。夏休み、が無理なら秋か。



あ。

電話しなければならないところが、ざっと4つか5つある。
思い出して、ややパニック。私はきっとこうやって信頼を失っていくにちがいない。電話がきらいなばっかりに。
電話番号をどこに書いたかということから、いちいち思い出さなければならないのだ。
よし。今から電話する。今日と明日中でかたづける。