この星に生まれたことは

 この星に生まれたことは素晴らしくわたしたちどこか壊れて、出会う。

って、書いたのは去年だけど。
こんな記事みかけた。

放射線医学名誉教授スターングラス博士インタビュー
【戦後のガンと糖尿病の急増は放射性汚染物質による被曝が原因】http://enzai.9-11.jp/?p=12614

私が生まれたころにも、子どもだった頃にも、核実験の放射性物質は降りつづいていたんだろう。
それが被曝のせいかどうかは知らないが、
わたしたちが、どっか壊れて生きていることは、ほんとうだ。

 原子雲あらわれ消える惑星に原因不明の生と死がある

って、書いたのは3か月ほど前だけど。
過去は取り返しつかないが、これ以上はいやだ。原子雲なんか。

☆☆

子ども、学校から「よい子のあゆみ」もらってきている。
二学期制なので前半期の通知表。3年生からは3段階評価になるんだね。
社会科はたいへんよろしく、体育はまったくよろしくない。

体育は、能力的についてゆけないと思うんだが、子ども、運動会の練習も、そんなにいやそうでもなくやっているのは、えらいなあ。

私は行進の練習ひとつも、いやでいやで、小学校から高校まで、運動会前はひたすら憂鬱だった。運動会の日に熱が出て、休めたときには、すごくほっとしたんだ。

運動会のプログラムももらってきている。

いいよ、たぶんみんな、どっか壊れて生きている。
元気出していこう。



「ママ、ぼくは、ここがいいといって生まれてきたのかもしれないなあ」
と子どもが言った。

おお。
道徳の時間に、なにか沖縄の話を読んでそう思ったらしい。どんな話がわかんないが。

いまきみが言ったことを、別の言葉で言うと、「取り返しがつかない」って言うんだよ。
「なんたる失策であることか」とも言える。

でも、もっと別の言葉で言うと「ありがとう」なんだよ。

すると子ども、
「サンキュー、メルシー、ダンケ、スパシーバ、シェシェ、カムサハムニダ、アサンテ」
だって。
アサンテって何語?

ケニア語」

広い草原を思った。