地震で、思いがけず車に酔ったときのように気持ち悪くなって、
震災とつづく余震のなかで、酔って気持ちの悪くなった子どももいただろうなと思った。 私は、そういうことにも思い至らなかったんだなあ。
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どうしてもう、こんなに、お金の心配ばっかり。
と思う、その気持ちにふいに、死んだ母やら隣のおばさんやら、なつかしい死者たちの顔が寄り添うようにあらわれてきて、思わず笑ってしまった。
いや、私は屋根と米はあるので、心配しなくても大丈夫。 と、死者たちに言う。
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日本人が韓国人を傷つけた言動に対して、
「ほんとは在日がやってるんだろう。韓国人の自作自演だ、日本を貶めようとしているんだ」
という意見を聞いたときにはあっけにとられたが、
韓国人が日本人を傷つけた言動に対して、
「日本人の自作自演だ、在日は韓国人じゃなくて、日本人だ」
という韓国人のコメントを見かけて、 吹き出してしまった。
もうほとんど理解できない。
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誰のせいにしてもいいけど、誰のせいにしても救われない不幸が、 「私」という尊厳なのだと思います。
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夕方、畑に行ったら、月がとってもきれいだった。 にんにくは育っているが、たまねぎは駄目みたい。
ふきのとう摘んで帰って天ぷらにした。 夏に釣った小あじ解凍して、揚げる。たくさん揚げて半分は南蛮漬けにした。
