2015-01-01から1年間の記事一覧

帰ってくる

息子が修学旅行に行っている間に、私はずいぶんたくさんのことをした。畑の草刈りして、だいこんとかぶの種もようやく撒いた。 パソコンと格闘してパアラランのニュースレターもつくった。プリンターは一度に刷ると紙がつまるという代物なのだが、一枚ずつだ…

帰ってきた

翌日の夜、修学旅行から帰ってきた息子のお土産は、お菓子だった。ほかにボールペンと鉛筆削り。1000円以上も使わずに持って帰った。まあまあ楽しかったし、いやなこともそんなにはなかった(すこしはあった)。福岡でスペースワールドに行った。ジェッ…

修学旅行速報

修学旅行速報。 朝、義父さんから電話。 息子が修学旅行で萩に行くと言ったら、会いにいこうかの、と言った。すると息子は、来てもいいけど、遠くからこっそり見るだけにして、と言い、そうしようかの、とおじいちゃんは言った。 まさか、萩まで車で1時間か…

朝焼け

息子、今日から修学旅行。山口と福岡に行きます。 朝5時起きで、6時過ぎの始発のバスで学校へ行く。一緒に来て、と言うので学校までつきあうことに。朝焼けがきれいだ。 息子、修学旅行のバスが出るのを手をふって見送ってもらうつもりだったのだが、ほか…

ありがとうございます

朝、学校に行く息子と一緒に家を出て、そのまま一緒にバスに乗り、そのまま私は街まで行く。 パアラランへ送金。 助けてくださるみなさま、ありがとうございます。 あるだけ全部送金しました。 本当はこの時期、ニュースレターの発送は終わっているはずなの…

耳鳴り その他

数日前、Yくんのお母さんに久しぶりに会った。Yくん、なかなか学校に行けてないって言う。睡眠障害で起きられない。自律神経失調症の診断。5年生になる頃、急に体が大きくなった頃から、難しくなった。自閉症スペクトラムの診断も出て、いろんな特徴はう…

切ったりつないだり

「縁を切りたいと思う」と息子はムーミンに言ったのだったが、月曜日、ムーミンは言ってきた。「話をするときは、縁をつないで、話が終わったらまた縁を切ることにしよう」。 それで、縁をつないだり、また切ったり、をしていた、らしい。 なんか、豆電球を…

コップの水

詩と音楽の雑誌「洪水」第16号は池辺晋一郎さんの特集だったんだけど、小池昌代さんとの対談のなかで、盲目のチェンバロ奏者の話をしていた。武久源造さんという松山出身の人らしいんだけど、その人がドキュメンタリー番組のなかで、同じく盲目の友人とし…

世にあってひとの境涯をちがえるものは

長田弘『本に語らせよ』は、泣きたいほどいい本だった。今年5月に亡くなった詩人の遺稿集。 「世にあってひとの境涯をちがえるものは、それぞれが胸中にもつ詩のちがいです(略)。みずから恃むに足る言葉としての詩を、わたしたちは胸の奥に、いったいどれ…

いい湯加減

昔、弟が、家からお金を持ち出して、あれこれ買っては、友だちに配っていたことを思い出したが。 あのさ、ムーミンなりの友情の表現なんだと思うよ。それで、楽しく遊んでいたのが、悪くとられて、絶交までされたら、傷つくと思うよ。絶交するなとは言わない…

藪の中

芥川龍之介の「藪の中」は面白い小説だった。10代の終わり頃読んだかな。映画「羅生門」の原作。 息子、国語の長文読解ができない。説明文はまだなんとかなる、が物語文が。 問題集に、林のなかを歩いていく兄弟のお話があって、兄の気持ち、弟の気持ち、…

9月になった

午前四時に大雨警報と避難勧告の防災無線で起こされて、学校休み。雨は朝方だけで、あとは穏やかだった。 虫が鳴いてる。夏が終わると思う。この夏、お盆の帰省のあとに、私が見ていたものは、中学受験の参考書、問題集、過去問。 ひととおり目を通しました…

自販機ごっこ

午後、担任の先生から電話。 ムーミンが息子のポケットにお金を入れようとしたことの謎について。 その日、お金をもっていたムーミンは、息子のランドセルを自動販売機に見たてて、ランドセルのすきまからお金を入れて、下に出てくるのを受け止めたり、あれ…

挙動不審

金曜日、学校の帰りのバス停で、同級生のムーミンが、息子のポケットに400円を入れようとしたらしい。そんなことはいやなので、身をかわしたが、今度はバスを降りたときに、ランドセルのなかに400円を入れようとしたらしい。なんとか逃げ切ったらしい。 ムー…

電車の絵その他のこと

夏休みの絵、ひとつ仕上げて終わったはずが、ほかにもかいて出さないといけないのがあったらしく、指定の用紙も配られていたはずらしく、学校からの山のようなお知らせの紙をつみあげたなかから探す。捨ててなくてよかったよ、 この折れ曲がった紙でいいのか…

夏休み明け

昨日は夏休み最後の日。息子と映画見に行く。「バケモノの子」。面白かった。卵かけごはんを食べられない少年の、生意気そうなものの言い方が、うちの息子そっくりで笑ったけど、本人はそうも思っていないらしい。別に卵かけごはん食べさせようとか思わない…

とんちんかん

昨日所用で街に降りて、片道1時間半もかかるので、それならついでに、遊んで来よう、というわけで、映画観てきた。 「この国の空」。荒井晴彦監督。高井有一原作。昭和20年、戦争の終わりごろの東京。19歳の娘と、妻子を疎開させた隣家の男との話。二階…

夏休み終盤

夏休みの自由研究、終わった。旅で忙しかったので、旅の話。写真とキャプションで終わらせた。息子は1週間、私は2週間の旅だった。お互いに、もう遊んでいる余裕がない。 夏休みもあと1週間、夏休み帳はすんだけど、リコーダーの練習やってないのが発覚。…

帰省 ⑥ 父のしわざ

15日朝、列車の時間まで、近くの和霊公園を散歩することにした。私、何十年ぶりに足を踏み入れる。木立のなかで、ふと父の気配。公園の門の柱が、セメントで木の切り株を象っている。これ、父のしわざではないだろうか。 そういえば、私が小さい頃、父は和…

帰省 ④ 学校と闘牛場

14日。朝、バスで父の家へ。狭くて古くて、たぶんもう築70年くらいだが、人が住んでいいような家ではとっくになくなっているが、住んでるねえ。きれいに片付いているし、古い家具を処分したらしく、こざっぱりしている。 問題はトイレである。息子は怖く…

帰省 ➄ 釣り

14日午後、闘牛のあと、海で釣り。 上の叔父がすっかり用意してくれる。去年も、闘牛のあと、釣りをした。去年は父も兄もうちのパパもいたが、今年はパパは帰省できなかったし、父は暑いからいやだというし、兄は仕事なので、叔父と私と息子の3人。でもよ…

帰省 ③ 伊達400年祭と熱狂的鯉

伊達博物館と天赦園に行く。今年、伊達400年祭とか。博物館では和霊神社に祀られている山家清兵衛の関連の展示と丸山応挙の特別展。鯉の絵が幽玄ですずしそうだった。 天赦園は伊達の殿様のお庭。息子か鯉の餌を買って、鯉にやったのだが、こっちの鯉はと…

帰省 ② 木屋旅館と「女神の自由」

13日。雨の予報だったけど、晴れ。 木屋旅館に行く。明治44年創業の老舗旅館。犬養毅や司馬遼太郎も泊まったという。95年頃廃業したのだが、数年前にまたリニューアルオープンしたときいたので、見学に行こうと思った。というのも、この旅館、戦後すぐ…

帰省 ① 温泉と焼肉

12日から宇和島に息子と帰省。今回はパパがいないので、フェリーとJRの旅。朝6時過ぎ始発のバスに乗り、市内へ。8時15分発のフェリーで松山へ。2時間40分かかる。海。最近はもっぱらしまなみ海道を通っていたけど、学生の頃から、もう100回以上…

パアララン・パンタオ レポート ⑤ ベリーグッド

パヤタス校周辺の様子。(右上から) ゴミのトラックの通る道 ジャンクショップ。緑の山は、ゴミ山。 パヤタス校前の道。パンパンガ・ストリート。 ☆5日、朝、ラリーさんと病院に行く。ジェイコーベンとグレースがいる。レティ先生のセラピー、それから退院…

パアララン・パンタオ レポート④ パヤタス校とはらぺこあおむし

今年、パヤタス校の生徒は、午前と午後合わせて72人。 午前中は5歳児。午後は5歳から11歳。11歳の男児1人と9歳の男児2人は、小学校に入学しなかったり、途中でやめてしまった子どもたち。教育に対して家族の理解がないと、学校に通うのはしばしば…

パアララン・パンタオ レポート ③ エラプ校と奨学生たち

3日。エラプ校に行く。 今年のエラプ校。午前中は5歳児、午後は5歳から8歳の各4クラスがあって、全部で146人の子どもたちが登録。 先生は5人。ベイビー先生、マリリン先生、リザ先生、アン先生と新しいクリステル先生。 新しいクリステル先生の評判…

パアララン・パンタオ レポート② キッザニア

2日の日曜はフィールドトリップ。 パアラランの子どもたちと先生たちとボランティアの母親たち、奨学生たち、みーんなで、キッザニア(子どもがお仕事体験ができるプレイランド)に行った。 パヤタス校エラプ校2校で貸し切りバス4台。パヤタス校54名、…

パアララン・パンタオ レポート ① ホスピタル

7月31日。夕方マニラ着。 迎えに来てくれたジュリアンが「ママ・レティの新しい部屋に行くよ」って言う。「ホスピタル(病院)」。 レティ先生骨折で入院中。 ジュリアンはパアラランの最初の奨学生。いま、レティ先生の末息子のジェイコーベンの会社で働…

しあわせな子ども

暑かったね。息子はすぐにエアコン入れるが、エアコン入れると私はお腹の調子が悪くなる。ところがエアコン切ると、汗をかくとすぐに汗疹になる息子が怒る。 家のなか寒いので、畑にゆくが、外は吐きそうなほど暑いのだった。枝豆収穫。ブルーベリーもすこし…