「トムとジェリー きょう怖の大冒倹」その2

警報は朝には解除されて、子どもは学校に行った。

お話のつづき、いきます。
タイトルは、大冒険、の間違い。もちろん。
さて、ニューヨークに着いたトムとジェリー


「町には世界の名車も。」(車が売られている絵)
「トムは車をかった。」
「ジェリーは道具を買って、自分でつくった。」
「二人は、レースにさん加しようと思った。」(ふきだしのなかを車が走っている絵)

「ジェリーはかい造。トムは色替え。」
(このページだけ色つき。赤と青で車が塗られている。「何も出来ない」と絵のなかに書いてあるのはどういう意味だろう)

「さあ、レースの始まりだ!」
「321!GO!」(車がならんでいる絵)
「BON!」(車が走り出す)

「今のレーダーは車があちこち行って、かた方の道をふさいだ。そのすきに、ジェリーがにげて行った。」
「ジェリーの車はげん在、290KMで走行中。」(車が走っている絵)

「じゅうたいが……。でも、」
「サイレンで道をあけてもらい、ぶじにだっ出。」(渋滞とサイレンの車の絵。「ウーウーウー。ギーウー。キーウー。」)

「さて、あちらは、大変です。」
(車がひっくりかえったり電車が脱線したりしている壊れた町の絵)

「すると、ゴロゴロ……。」
「パーーーン!!」(車がはねあがっている絵。何かおこったんだが、何がおこったんだろう)
「3台ぶじ。それ以外はピンチ。」(らしい。)

「メキシコに入ったジェリー。パンパカパーン。ジェリーは一位。」
「パンパンパーン! トムは2位。ジョンは3位。4位は不明。」

「ジェリーのプレゼントはグランドマンション。トムは新車。」(マンションと車の絵。マンションは60階建らしい)

「ジェリーのへや(トムもいっしょ)」(部屋の見取り図)

「ホテルがさいごのビル。その先は、ガタガタのあれち。」(ホテルとがたがたの地面とこわれている車)
(数ページ切り取られている)

「二人は、車を買った。」
「あれちでためしたら、せいこう。」
「だから、上手にできるのだ。」(タイヤがろくろっ首みたいに伸び縮みする車なのでガタガタの地面にフィットするらしい)

「のせて走って、ジャンプして、」
「楽しそう。」(車もバスも踊っている)

「二人のたのしさは、100万パーセント。町を二人で作った。」
(町の絵。ビルと学校と線路と電車と森)
「とってもたのしい町。」
(地球の絵。アメリカのまんなかに町の絵)

「生活が大きい。」(ビルと車と船を運んでいる車の絵)
「二人ともよい生活を送るだろう。」(トムとジェリーと車の絵)


以上。おしまい。
最後のページはプロフィール他。

「××××(名前)
2003年、広島に生まれる。
二年生に上がって、この4冊目を作り始めた。この前の作品は、「海の話」や、「コーヒーテーブルの幽れい」などがある。」

「TOM&JERRY
トムとジェリーのきょう怖の大冒けん」
(バーコード013501112)
 ××社」

発行年月日を忘れてるかも。