伐採

24日の夜、山口から帰ってきて、翌日の昼、外を見たらひどいことになっていた。
向いの森の木々がばっさり。
伐採されていた。

昔、持ち主のおじいさんが生きていたころ、ここは美しい庭だったという。持ち主が亡くなって15年か20年くらいになるのかな、荒れ放題ではあったけれど、私はこの景色が好きだった。
門の左側には大きなもみの木があった。
その後ろには大きなもみじがあった。栗の木もあった。
門の右側には槿があり、また別の種類のもみじがあり、桑の木もあった。
音楽のような森だった。

たぶん。
このあたりずっと私道だったのが、こんど市に移管することになり、あれこれ測量したりしている。それで、電線に枝がかかったりするような、道に面した木々は伐採することになったのだろう。

伐採された森。
もみの木の切り株。
鳥。