連休

ちびさん、疲れたかな。
咳が出たり、はなみずが出たり、風邪ぎみではあったんだが、昨日の午後から熱。行きつけの小児科に行ったがあいにく(なのか、行きたくないちびさんにとっては、さいわい、なのか)休み。まあ、薬はあるからいいか。
夜、熱が高くなってきたので、座薬を入れる。今朝はだいぶん、ましみたい。で、面倒なのは、熱があるからって、おとなしく寝てくれたりしないことだ。
それで私も風邪がながびいていて、咳がとまらないし、母と子とふたりダウンしてしまうと、こんどはパパがパニックになってきて、それもまた面倒だったりして、もういいや、なんでも。
連休は布団敷きっぱなしだな。もちろん今日は幼稚園お休み。

子どものころに一番好きだった歌。ドナドナの曲をベトナム語で聴いた。(You tube
 
小学校のとき、世界の国名をせっせと覚えた。ベトナムはふたつ覚えた。まだベトナム戦争が終わっていなかったのだ。それから、名前がひとつになった。一度覚えたものの訂正が苦痛で、地理はそれからおちこぼれ。
まだ小さかったのでベトナム戦争の記憶はなくて、後になって本を読んだくらいだが、ドナドナの曲、ジョーン・バエズのCDにもあったせいか、ベトナム語できかされると、ベトナム戦争を思う。

「我々はなぜ戦争をしたのか」(東大作著 岩波書店)は、ベトナム戦のアメリカ、ベトナム双方の指導者たちの対話の記録。歴史の責任、ということを考えさせられた。
「戦争の悲しみ」(バオ・ニン)は、小説。人民軍兵士と恋人の悲劇。戦争がなんであったかを、人間の内面の記録として、綴っていて、これは凄い小説だった。きっと、戦争の悪魔性を自分の内側に見てしまったものが、その悪魔からときはなたれるために書かずにいられなかった小説。10年くらい前に読んだ。