小銭を握りしめて

もらった商品券をパパに渡して、その分のお金3000円(すこし足りないけど)をもらう。

子どものもういらない玩具そのほかを売りに行く。

メモ。

玩具480円也。

アクセサリー(もらったもの)500円也。

雑貨(もらったもの)195円也。

手元の小銭とあわせて6000円ほど。

この小銭を握りしめて、飲みにゆくのだ。

この、小銭をにぎりしめて、の感じが好き。

どきどきする。

友だちが東京を引き払って帰ってきたので、久しぶりに飲もうよ、ということで。

友だちも小銭かきあつめて3000円。私のがたくさんなので私のおごり。

すっごい久しぶりに、外に出て飲んだ。

今朝八幡浜から来たさわらがあります、って言う。

食べます。それ。うちの田舎の近くです。

お刺身食べたあとの、骨せんべいもできます。

骨せんべい。骨せんべい食べます。

骨せんべい好き。子どものころはあたりまえに食べていたのに。

モツ煮も焼き鳥もおいしかったし安かった。

楽しかった。

運がよければ生きていけます、生きていればいいです、と思う。

そんなに無理しなくても、そんなに疲れなくても、よかったんだよ。

酒に酔って、それから帰りのバスに酔って、ふらふら帰ったら、向かいの森で鹿が鳴いてる。家では、パパと息子が、夜更かしして将棋していた。

運がいいといいなあ。