怒りにまかせて書く

今日、子どもが帰って言うには、「今日6番に、まだ何もされてないのに、近寄らないで、って言ってしまった」
私が、言っていいよって言ったら、「でも6番は先生に言って、先生はぼくに、何もしていないのに、近寄らないでは言わないほうがいいよって言った」

ああもう、担任、わかってないな。女子の根性の汚さが全然わかってない。
なので、連絡帳に書く。
以下、メモ。

「今日、子どもが帰って言うには、6番に、まだ何もされてないのに「近寄らないで」って言ってしまった、と。私は言っていいよ、と言いました。今までずっとひどいことされてきて、近くにいるだけでも怖いのに、これ以上がまんをさせるのはいやです。また、何もされてないのに言ってはいけないのなら、また何かされるまで待たなければいけないのでしょうか。
6番はそのあと、子どものつむじを指して「はげてる」と言ったそうです。それで子どもは思い出したらしいのですが、1週間前に、6番と4番に髪の毛にセロテープを貼り付けられた、そのセロテープに何か書いた紙をはっていた。頭の後ろに貼られたので、なんて書いてあったかわかんないけど、はがすときに髪が抜けた、と話してくれました。
しゃべっても大丈夫だと思ってしゃべってくれたのだと思いますが、私も母親ですから、冷静でいようとしても怒りがわきます。6番と4番に、またそのお母さま方にも、よくよくお伝えください。
近づかないで、と言われても当然なほど、ひどいことをしてきたんだよ、と。
4年のクラス分け、配慮していただけると助かります。
すみません、今すこし怒りにまかせて書いています。」

☆☆

いじめは、これまでも、きっちり謝ってもらっていますが、どんな理由があっても、いじめる側が1000パーセント悪い、と私は私に言い聞かせては、けっこう勇気ふりしぼって、抗議するんですけど、これまで何人にあやまってもらったか、幼稚園のときから数えたら、ゆうに20人超える、と気づいて、めまいしそう。もう半分は名前も覚えてないよ。

いじめられるのはいじめられる私がわるいんだろうと、わけもわからず、がまんして、自分が世の中にいるのは正当なことではないのだろうと、思いつめるような、あんな苦しさは、私ひとりで十分だ。



ママは乱暴だよ、とパパに言われた。
「近寄らないで」じゃなくて、「近寄らないでください」と丁寧に言うように、アドバイスしなきゃ。相手がどうだろうと、きみは丁寧な言葉使いをしよう。すきを見せない。こちらの落ち度はなくしておく。でないと、悪いやつはどこまでもつけこんでくる。

…たしかに。