タイミング

昨日はバス停まで子どもを迎えに行って、それからバスに乗ってピアノレッスン連れて行って、漢字ドリルを学校に忘れて宿題ができないというので、またバスに乗って学校に取りに行って、子ども、途中で転んですりむいて、またバスに乗って帰る。このバスがまた30分に1本とか、そんなだったりするんだが。

2日続けて子どもと一緒の帰り道。バスを降りて、西日の道を歩いていたら(でも最近、子どもはひとりでとっとと先に行くのだ)、畑仕事の帰り際のおじさんに「ただいま帰りました」って挨拶した子ども、摘みたてのトマトをふたつもらっていた。この子ども、挨拶は立派。
ということは、忘れ物したことも、バスが30分に一本しか来ないことも、転んですりむいたことも、トマトにぴったりのタイミングだったわけだ。
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健康診断と体力測定のカードをもって帰っている。身長は120センチまであと1ミリ。1年の最初は105センチだったから、ずいぶん伸びたんだねえ。ボール投げは3メートルだが、50メートル走は10秒9。私よりはやい。ってことは、もうつかまえられないってことだ。

成長したよねえ。

お風呂もひとりで入れるようになったし。
なかなか風呂から出てこないのは、船を浮かべて遊んでるからですが。

で、ようやく風呂から出てきた子ども、
「ママひとつだけ言っておきたいことがあるんですけど」って言う。
なんでしょうか。
「ぼくはママに110歳まで生きてほしいんですけど、もし死んでも、その次もぼくといっしょに生まれてくださいね。そのときはフランクフルトがいいと思います。アムステルダムでもいいかな。ママはどこがいいですか」
どこでもいいですけど。
「それでぼくは5月に生まれるので、ママはその3か月あとに生まれてください」
じゃあ、同級生になるんでしょうか。
「そのとおり」
……遊び相手がほしいらしいが、それは遠大な計画だ。

そういうことを、お風呂に船を浮かべて遊びながら、考えていたわけですか。