でーんでんむし


 昨日の朝、苺2個、今朝0個。
 入梅。昨日はざんざん降りだった。今日は曇り。午後すこし晴れ間も。

 午前中、保健師さんの家庭訪問。ご苦労さまです。担当が替わったとかで、はじめての人だ。「療育センターには誘われましたか」というので「いいえ」と答える。「親子教室の終わり頃には、話せるようになっていたので」。
 「その後どうですか。何か気になることはありますか?」と訊かれて、あわてて気になることを探してみるが、思いつかない。何か心配したほうがいいのかな。

 自分がどんなふうに生きたいかはきっと、子どもが自分で知っている、と思う。心配なのはむしろ、子どもではなく親のほうだ。どうか私が、この子どもを傷つけるものにならずにすむように。この子どもの上に、影を落とさずにすむように。
 とりあえず子どもは、机にのぼって歌っている。「でーんでんむーしむしかーたつむりー」。