お花見

昨日は町内会のお花見だった。
近くの公園。酒と弁当が出た。豚汁も。
おばあさんたちの大正琴(エレキの大正琴だった)の演奏と、おばさん&おばあさんのフラダンス。町内に大正琴のサークルとフラダンスのサークルがあるんである。それからビンゴゲーム。以上。

パパは土日、昼も夜も飲みつづけである。
畑のなかの道具小屋、としか見えないところが、おじさんたちが寄り集まって酒を飲む秘密(でもないか)の小屋だとは聞いたことはあるが、それとは別に、車庫か物置のようなところが、前の会長所有の、酒を飲む小屋であるらしく、小屋のなかは、炭火で焼き鳥までできるようになっているらしく(すきまだらけの小屋なので換気は問題ないらしい)、土曜の夜はそこに誘われた。
7時過ぎにいったん帰ってきて、飲むからごはんはいらないと言う。なんでも、電話をかけますと言ったら、電話ではだめだ、顔を見て頭を下げて飲んできますがよろしくお願いします、と奥さんに言ってから来い、と前の町内会長に言われたのらしい。なんだかなあ。
心おきなく、夜中まで飲んでいたらしい。

おじさんたち、近くに飲み屋がないので、自分かたにつくったのだろうが、子どもの秘密基地の話を聞いているようだった。

お花見なあ、だいたい子ども連れて公園デビューなんてことはやってないので、(遊具はこわがって遊べないし、小さい公園なのですぐに飛び出して危ないし、坂ののぼりおりがつらいし)近所の小さい子たちともそのお母さんともほぼ初対面。こんにちは、ぐらいは言えても、そのあと何を喋っていいかわからない。
ちびはちびで、「何歳」ときかれて、「I'm four」と答えている。(英語教材の無料サンプルのDVDが送られてきたのにはまって、覚えてしまった。)
通じてない。「4歳です」と私が言う。ちびさん「nice to meet you」とかぶつぶつ喋っているんだが、「早口だよね」と言われてしまう。英語を喋っている、とは私も言えない。たぶん、4歳なのに、ふつうに話もできない、と思われただろう。

なんだか困った気持ちになったので、子どもと一緒にジャングルジムにのぼった。

パパに言うと、「馬鹿。おまえはほんとに馬鹿だ」と言う。「馬と鹿の区別ができないのを馬鹿というんだ」。それで説明する。英語で話しかけられたときは英語で答えなさい。日本語で話しかけられたときは、日本語で答えなさい。区別するの。わかった? 「わかった」とは言ったが。英語も日本語も聞いた音をそのまま覚えているだけなのである。何が日本語で何が英語かを区別するなんて、難しいよね。

そのあとも思うこと多少あったのだが、またあとで。