2017-01-01から1年間の記事一覧

スタンプ消した

隣のクラスの男子が、学校を休みがち、という話。なんでも、ある先生がとても苦手で、その先生の授業のときは保健室に行くようになり、それから、授業のある日は学校に来なくなり、まわりは、彼の「定休日」、と言っていたが、そのうち、定休日じゃない日も…

ちんぷんかんぷん

息子の英単語の書き取りにつきあっていて、なんでRとLをそんなに間違うの?ってきいたら、「だってママの発音ひどいよ。RとLだけじゃないよ。SとTHの区別もないよ」と言われた。その通りだけど。それで私の英語、うちでは「玉音放送」と呼ばれている……

制服リユース

息子の学校の文化祭。一貫校なので、雰囲気は高校の文化祭。早朝から出かけていくのは、制服リユースの販売の列に並ぶため。いまの制服は最初ぶかぶかだったが、もうぴったりになって、来年は小さくなる。去年は、ブレザーと靴を手に入れた。今日は、夏冬の…

鉄分

ここんとこ、息子が氷ばかり食べている。冷蔵庫に製氷機能があるが、そこから一個ずつ取り出しては、がりりがりり。ただごとでない気がして、調べましたら、鉄分不足で、氷を齧ることがあるんだとか。成長期だもんな、そういうこともあるよな、と思う。さて…

ヒナ4羽

金曜日、警報が出て学校休み。火曜日、台風が来るから学校は休み、と思っていたが、早朝、警報が出ていない。しょうがないので、息子は学校に行った。彼が行ったあとに、警報が出た。あとでわかったが、ほんの1分後。かわいそうに。息子がそれを知ったのは…

がんばれと言われても

「もしかしたら、ぼくの仲間かもしれない、発達障害かもしれない人たちのことなんだけど」と息子が言った。「先生に目をつけられているというか、注意されることが多いと思う」1年のときのクラスでは、洪水ちゃんがしじゅう担任に説教されていた。いまのク…

タイル

日曜日、田舎から、父と兄がやってきた。大雨の予報だったのに、ほとんど降らなくて、よかった。生きてる間の最後の小旅行、と父は言ったが、最後という感じでもなく、元気そうだ。でもこっちに来るのは、息子が生まれたとき以来だから、13年ぶり、か。杖を…

この世の善意

「姉さん、おれやけど」と弟から電話がきた。とても久しぶり。声があんまりうるさくない。コントロールができている。社長が、電話が来ないと待っている、と言う。私は兄に、こちらにくるついでに寄れる場所だから、連絡して、挨拶してくればいいと思う、と…

トルコ行進曲と瑞風

日曜日。息子のピアノ。ピティナステップ。演奏して、先生方から講評をいただくというもの。トルコ行進曲(モーツァルト)と子犬のワルツ(ショパン)を弾いていた。幼稚園の頃に、トムとジェリーのアニメが好きで、トムとジェリーが弾いていたトルコ行進曲…

弟とか息子とか

息子が声変わりしたせいで、私の中のどこかの記憶の蓋がひらいたらしく、最近よく、弟の名前と息子の名前を呼び間違える。そこへ昨日の電話だから、よけいに混乱して、弟の名前で息子を叱り飛ばしたり、していた。息子は目を白黒。息子は1歳か2歳のときに1度…

もしもそれが本当なら

四国のとある県の運送会社から突然電話が来て、私の弟が働いているところの社長だって。そういえば、緊急連絡先として、うちの電話番号を書いた、とは言っていた。とはいえ、働いている会社の名前も知らなかったけど、5年ほども世話になっているらしい。い…

よもぎカレーと柿の葉茶

春先に、いちご畑のよもぎを、せっせと抜いたのだが、いちごの季節が終わるとまた、よもぎがはびこっている。草ひきがんばったけど飽きたし、せっかくだから食べよう、と思って、芽のやわらかいところを摘んできた。畑の隅に、柿の木もあるが、小さいし、実…

朝焼け

詩人への憧れは、どういうわけだったかなあと考えたら、幸せについて、誰よりもよく知っているのが詩人だと、思ったからかもしれない。 夢見たものはひとつの幸福……立原道造の詩を読んだのは中学1年の頃で、どきどきしながら、おぼえた。あのころ暮らしてい…

夕暮れのこんな景色

やっとあたたかくなったなあと思っていたら、もう夏の支度をしなければならない時期で、私もようやく焦りはじめた。まず、息子の夏の制服のズボンの裾をなおしてやる。5センチ降ろした。衣替えもしないといけない(まだできてない)。書かなければいけない…

おっぱいの時間

息子を産んで入院していたとき、寝ていたら看護師さんに、おっぱいの時間ですよ、と起こされたことを思い出したが。中学校にも、おっぱいの時間はあるらしい。昨日の古典の授業(週に1時間、国語の時間に、高校の先生が来て古典を教えている)の終わり頃、突…

書きたい本のこと

書きたい本がある、と気づいた。森の樹のこと、庭の薔薇のこと、書こうよ書こうよと窓の外の鳥たちが言うので、書き始める。エッセイか散文詩にできるといいな、と思う。たぶん、1日数行ずつ、数か月の根気があれば書ける、と思う。途中で忘れなければ。こ…

子どもの貧困と就学前教育

子どもの貧困、がテーマだったのかな。NHKの特集の終わりのほうをすこしだけ見た。貧困の連鎖を断ち切るために、就学前教育が大切だという話だった。 ペリーの就学前計画の話、検索したので、貼っておく。https://cfc.or.jp/archives/column/2016/07/11/1…

雷雨

朝4時を過ぎると、向かいの森の鳥たちがいっせいにさえずりはじめ、それを聞くのがとてもいい気持ちだ。車庫の屋根をおおって、ベランダまで伸びた薔薇が花ざかり。木曜日、雷雨。ちょうど下校時間で、怖かったなあ、と言いながら息子は帰ってきた。金曜日…

一字消し

息子が持って帰った学級通信、一文字だけがホワイトで消されて、書き直されてある。◯✕君の、◯の文字。クラスに◯✕君っていたっけ。不審に思って聞くと、「いない」と言う。今回の学級通信のテーマは「親切」。親切にしてもらったり、したりしたことについての…

疲れやすいのはしょうがない

「悲報です」と学校から帰ってきた息子が言ったのは、今年の体育祭は、入場行進があるかもしれない、ということだった。なんでも体育委員会がはりきっているらしいのだった。去年、息子の学校の体育祭は入場行進がなかった。それを見て、なんていい学校だろ…

点Pの仕事

朝、バス停に行くと、バスは出た後、次のバスは1時間後……待っていられないので歩くことにした。てくてく。てくてく。よく見る花だけど、名前を知らないなとか、よく草笛にして遊んだ葉っぱだけど、こんな花が咲くとは知らなかったとか、道端の発見いろいろ…

黄砂と声変わり

ここんとこ、息子も私も、咳が出たり、微熱があったりして、風邪かしら、黄砂のせいかしらと思っていたんだけど、土曜参観で学校に行ってわかった。息子のは、声変わりだ。男子たちの声の太さが、1年の頃とは全然違う。まるで黄砂みたいな、男子たちのざらざ…

異変

水曜の夜、つばめの巣には親たち2羽いつものように戻ってきていた。ひなたち、まだ小さくて見えないが、日に日に鳴き声がしっかりしてきていた。水曜の夜までは。 異変に気づいたのは木曜の午後。鳴き声がしない。親たちもいない。巣の一部が壊れていて、藁…

花の奴隷

花の奴隷になりたい。 庭にいたら、散歩途中の近所のおじいさんが、「緑が濃くなったのう」と声をかけて行かれたが、濃くなったどころでなく、庭はジャングルになっているのであった。屋根の上までもみじが伸びているし。先週末から、あれこれの木の枝が伸び…

いちごケーキ

日曜日、地元のボランティアグループの年に一度の会合。バスに乗ってゆく。バスを降りてから川べりを少し歩く。いい天気だった。今年の寄付のこと、秋のバザーのことなど、相談。もう20年ほども支援を続けてもらっていて、信じがたいようなありがたさです…

忘れる忘れない

ツバメの雛がかえったみたいだ。卵の殻が落ちていた。2個ぶん。それからもうひとつは、中身も一緒に落ちていた。孵化せずに死んでしまったのかな、割れたすきまから小さな中身が出て、蟻たちが群がっていた。ツバメ、生まれたところにもどってくるというか…

眠り姫

眠り姫でしたっけ。100年眠っている間に、館が茨で覆われていたという話。わが家の庭のつるばら、2階のベランダまで到達している。去年剪定しなかったし、こんなに蕾をつけているのを見たら、いまさら切るにしのびないし、このまま花咲いてもらって、花…

ぼくはママを好きすぎる

月曜日、黄砂で風景がかすんでいた。火曜日と水曜日は雨模様。黄砂のせいかな。私も息子も、鼻水出たり、喉が痛かったり、声がかすれたりしている。軒下のツバメは、ずっと巣にすわっている。卵をあたためているんだろう。畑のいちごは、土曜日2個、日曜日1…

子どもの日のこと

子どもの日。町内会からはお菓子が届く。中学3年まではお菓子を貰えるそうだ。朝、山口から義父母さんがやってくる。連休中、帰省できずにいたら、向こうから来てくれた。回転寿司に行って、それから本屋に行く。息子、食べたい放題、買いたい放題。大きな…

五月の庭

庭のこでまりが咲いた。牡丹も咲いた。牡丹はこないだ義父さんがもってきてくれたもの。うちに植えても、花咲かないんですけど、蕾をつけたのをもってきてくれたので、今年だけは咲く。庭は、ドクダミやマウンテンセージの涼しい匂いがしている。木の模様に…